1000万を稼ぐ個人事業主エンジニアを目指すならキャリアを意識した案件選びを

キャリアアップを意識して案件を選ぶ

企業に勤務していると、プロジェクトに配置されるなどして与えられた仕事をこなすのが通常です。個人事業主として働くようになると、自由に案件を選ぶことができるようになります。これはフリーランスの特徴でもありメリットでもあります。
しかし案件を自由に選べるからといって何も考えずに選んでしまうのは無計画というものです。案件を選ぶ際にはひとつの基準を持つことが望ましいと言えます。それはキャリアアップを目指して案件を選ぶというものです。

キャリアアップを目指すためには

多くのフリーランスのエンジニアは、自身のキャリアアップを見据えた上で案件を選んでいます。キャリアアップの他にも金額や納期など様々なことを比較した上で案件を選ぶのですが、フリーランスとして働いている人はとくにキャリアアップを目指せるかどうかで案件を選ぶ傾向にあると言えます。
エンジニアがキャリアアップを目指すためには、案件選びの際にどういった点を重視するかが重要になります。仕事の内容を重視するのか、それとも仕事の環境を選ぶのか分野で選ぶのかといったことがポイントになるかと思います。
キャリアアップを目指すのであれば自分が得意とする分野の案件だけでなく、まだまだ経験の足りない分野に関わる案件を選んでみるのも良いでしょう。自分の長所を利用するのではなく、あえて短所とも言える部分を補って総合的な力を上げようという考え方です。

経験の浅い分野の案件を引き受けるには

経験の浅い分野をあえて経験することで自身のキャリアアップに繋げようという考え方は良いのですが、問題なのはクライアントがそれをどう受け取るかです。経験のあるエンジニアにまかせたほうが仕事が確実なわけですから、クライアントは経験の浅い人にまかせてしまってもいいのかと不安に思うはずです。
しかし考えてみればエンジニアとして働きはじめた時、最初から経験を積んでいたわけではないはずです。誰でも最初は経験が浅い中で仕事をしていたわけです。ですからクライアントに対しては、経験を積みたいということをきちんと申し出ることが必要です。この案件に関しては経験が浅いものの、キャリアアップのために学びながら仕事をこなしたいということを誠実に伝えるようにしてください。

明確なキャリアビジョンを持とう

キャリアアップのためにはキャリアビジョンをしっかり持つことも重要です。自分のスキルをアップさせたいのか、業界全体について熟知したいのか、管理職に就きたいのかなど、自分の方向性を決めておけば、案件を選ぶ時にもそのビジョンに向かって選ぶことができるようになります。たとえばエンジニアとしてのスキルを極限まで上げて上級のエンジニアを目指すのであれば、そのスキルを身に付けられるかどうかを基準に案件を選ぶようにするといった具合です。
そのためにも早い段階でキャリアビジョンを明確にしておきましょう。